「経営課題を解決」というコンサルティングの本質に向き合える環境。

戦略コンサルティング統括 兼 ゼネラルマネージャー
2023年中途入社 松本哲治(コンサルティングファーム出身/入社当時49歳)


【略歴】
九州大学卒。オリエントコーポレーション、デロイトトーマツコンサルティングを経てオーツー・パートナーズへ参画。
経営戦略・中期ビジョン策定、事業ポートフォリオ変革、マーケティング戦略、新規事業戦略、組織改革、改革人材育成などのプロジェクト経験を多数有し、経営目線での戦略立案・企業変革を主に担当する。

【趣味】 ゴルフ、野球観戦

【座右の銘】人間万事塞翁が馬

自分の強みが活きる
「決められた手順」がない仕事

2023年4月に入社して以来、約半年間で、数十件の提案を実施してきましたが、皆さんの協力を得ながら案件化でき、現在は多くのプロジェクトを同時進行で担当しています。経営の悩みに対してさまざまな角度から提案を行い、ときには企業の問題解決力をいかに上げるかにまで切り込んでいきます。

オーツー・パートナーズは「問題解決に向けて、まずは始めましょう」というスタンスなので、手探りでもスピード感をもって進められるのが面白いところですね。大手のファームでは、スコープを決めて、スケジュールを決めて…と準備だけで3か月かかってしまうこともありますから。

仕事の進め方は、本当に自由にさせてもらっています。決められた手順にしばられることなく、お客さまの力になる方法をゼロから考えていくやり方は、一般的なコンサルティングのイメージとは異なるかもしれません。もともと私は、いろんな経営の悩みに対して幅広い解決手段を提示できることに強みを持っているタイプなんです。ですので、自分が得意なやり方でお客さまが抱えている問題に向き合えるところに、大きな手応えを感じています。

オーツー・パートナーズはこれまで「製造業の気持ちが一番わかる」コンサルティング会社として、ものづくりに精通した技術コンサルティングを強みとしてきました。そして現在は技術と経営をつなぎ、経営側からも企業を変革する方向へと進化しています。そのためのソリューションを確立していくのが、私の大きなミッションです。

自分が求めている仕事だと直感し
迷うことなく入社

前職はデロイト トーマツ コンサルティングで戦略コンサルティングを専門にしていました。充実したキャリアを歩んできましたが、組織が3000人以上の規模になり、だんだんと自分の存在意義を感じづらくなっていったんです。「自分がこの会社にいる意味はなんだろう」と自問自答するようになりました。もっと「世のため人のためになっている」という実感が得られる仕事がしたいなと。独立も視野に入れていましたが、本気で世のためになる仕事をするなら、仲間がいてチームで仕事をできる方がいいと考えました。

転職エージェントからオーツー・パートナーズを紹介されたのが、会社を知ったきっかけです。オンラインの面談で取締役の勝見と3-4時間話し込み、人柄と会社に魅力を感じて、すぐに「ここだ」と決めました。当時のオーツー・パートナーズは戦略コンサル領域のメンバーが少なかったため「ぜひリードして欲しい」と言われたことも決め手になりました。ここなら自分の経験を活かしてお客さまと社員の役に立てると感じ、迷うことなく入社を決めました。

オーツー・パートナーズは社員の3割が地方在住で、私も福岡に住んでいます。会社の拠点から遠くにいることの弊害はとくに感じていないですね。社内のコミュニケーションも活発ですし、情報の透明性も高いので、出社しないとキャッチアップが難しいということも起きません。メンバーとはプロジェクトを通して顔を合わせるのと、社員がリアルで集まる全社会議が四半期に一度あるので、全員と話す機会を徐々につくれています。

上流と現場の両側から企業変革を起こせる強み

私自身は製造業を専門にしていた訳ではなく、技術者でもないので、技術の話がわからないという難しさはあります。経営側からコンサルティングをすると言っても、深い話になってくるとやはり技術的な部分は避けて通れません。でも私ができないことは技術に強いコンサルタントに任せられる。それをできるメンバーが揃っていますし、戦略コンサルと技術コンサルを組み合わせられることこそが、オーツー・パートナーズだから提供できる価値なんです。

現場にまでしっかり関われる点は前職との大きな違いのひとつでもあります。真に企業に変革を起こそうとするなら、やはり現場の細かいことまで理解していないとできないし、そこまで入り込む必要があります。でも前職では上流をメインとするメンバーばかりだったので、仕組みをつくることはできるけれども、その仕組みを現場に落とし込んでいくところまで支援できないもどかしさがありました。

オーツー・パートナーズでは技術的なことをメンバーに気軽に相談でき、すぐに回答を得られます。ある時お客さまから、ちょっとした不具合が発生したけど対処方法がわからない、と連絡が来たことがありました。それを社内に共有したら「こういう事例がある」「こういうAIの活用方法がある」といった様々な回答が一斉に返ってきました。技術的な課題を解決できる知識や経験を持つメンバーが社内にいるのは、やはり強いなと実感したエピソードです。

自然に芽生えた製造業を強くしたいという思い

製造業の方々と仕事をともにする中で、製造業が日本の根幹の産業であることをあらためて理解できました。製造業が元気じゃないと、日本は元気にならない。日本のGDPにおいて、最も構成比が高いのは製造業です。GDPをいかに増やしていくかという観点からも、製造業は非常に重要な産業と言えます。そして製造業で働いている人たちは、オーツー・パートナーズのコンサルタントも含めて、すごく謙虚で真面目な人が多い。この人たちが楽しく仕事ができるような世界をつくるのが大事だと、プロジェクトを通して強く感じるようになりました。

私が担当している企業の多くは、いわゆる地場の中堅クラスの企業です。多くはオーナー企業で、今までは「普通にやっていれば儲かる」という考え方でさほど問題はありませんでした。しかし近年ではコロナウイルスの流行が社会に大きな影響を与えたように、時代や環境は大きく変わりつつあります。これらの変化にいかに迅速に対応していくのかが、製造業の重要な経営課題となっているんです。

課題の解決に向かおうとする企業の中には、ものづくり中心で現場志向だったために、意外と経営の数値が見えていない場合があります。業績が伸びない要因は何なのか、改善するには経営の数値をどう変えていかなければならないのか、そのために現場では何をすべきなのか。製造業が変化に対応していくには、単に現場から成果を積み上げるだけではなく、上流側からの発想と、経営と現場をつなぐ仕組みの構築が必要です。オーツー・パートナーズなら、経営と技術の両面から支援し、企業の潜在能力を引き出していけます。

自分の経験を
社員と会社の成長のために使いたい

オーツー・パートナーズのコンサルタントの9割は元エンジニアです。自社でものづくり経験があり、技術者と対等に話ができることは大きな強みです。そして経営的な視点を加えられる人材が増えていけば、我々が支援できる企業の幅をより広げられます。その基盤をつくっていくのも、私のミッションのひとつですね。

そのためには在籍しているコンサルタントに、より経営側の目線を持ってもらわなければならない。取り組みのひとつとして、社内でナレッジシェアの時間を設け、戦略コンサルについての経験や知見を共有しました。それをきっかけに、私と一緒に仕事をやりたいと声をかけてくれるメンバーが出てきて嬉しかったですね。こういった熱意あるメンバーと仕事をして、 私の経験を伝えることでメンバーの成長につながれば、私がやりたいと考えていたことにすごく近づけます。

とくに力を入れたいのは、メンバーに成長の機会を提供することです。コンサルティングの上流に挑戦したいというメンバーも増えてきているので、実現できるプロジェクトを用意したい。挑戦の場をつくり成長の機会を提供しますが、ほったらかしにはしません。スキルをどう上げて、実力をどうつけていくのかを一緒に取り組んでいけば、結果として組織全体の成長につながります。

オーツー・パートナーズは「日本の製造業を元気にする」という理念のもと、経営に悩む企業と伴走できる真のコンサルティング会社を目指しています。経営コンサルや戦略コンサルを本気でやりたい人にとっては、すごく良いフィールドだと思うんですよね。大手ファームでは、数字目線が強い側面があり、大企業相手にいかに大規模な案件を取るかという考えになりがちです。しかしここでは、本当に経営が悩んでいることに対して働きかけることができるんです。

そういった本質的なコンサルティングに向き合いたい人には非常にフィットする会社ですし、私もそれをリアルに体感している最中です。入社後は「世のため人のために仕事をする」という手応えを強く感じる毎日で、とても充実しています。入社してよかったと、心から思いますね。もっと多くの方に来ていただきたいし、それにふさわしい会社だと思っています。

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