製造業の世界で経営層から現場までを繋ぐ存在になりたい

プリンシパル
2020年中途入社 小熊 健(重工メーカー出身/入社当時37歳)


【略歴】 ”重工メーカー出身。半導体製造装置のプロセス開発者として約3年、船舶構造設計として、10年中型タンカーの設計に従事。 2020年9月よりオーツー・パートナーズに参画。
船舶構造設計として、計画設計〜解析〜詳細設計と、開発~生産設計までを経験。サプライチェーンを巻き込んだ設計業務の中国移管、設計プロセス変革のプロジェクトリーダーとして、業務改善、技術継承、コストダウンを行った。”

なぜ、「エンジニア」から「製造業コンサルタント」にキャリアチェンジしたのでしょうか?

前職もとてもやりがいのある仕事でした。しかし、造船業というと構造的な不況産業ですし、やりがいも必ずしも利益に繋がるものではありません。私は造船業にもチャンスがあるはず、と信じてビジネススクールに通い、業務の仕組みから組織を変えることを考え、経営層に改革案を提示しました。ですがその提案は全く響かず、新たな改革には非常に消極的でした。「お前が考えることではない」と言われるほど……。しかし、若手は私の意見に賛同してくれることが多かったです。その経験から、製造業の世界で自分が経営層から現場までを繋ぐ存在になりたいと思い、製造業コンサルタントを志しました。

オーツー・パートナーズに入社した理由はなんですか?

私自身の「経営層から現場までをつなぐ存在になりたい」という思いの実現のため、そしてオーツー・パートナーズが掲げる「製造業を盛り上げて、日本を元気にする」という思いに共感したからです。

コンサルタント未経験の中、どのようにして知識やスキルを身に付けましたか?

とにかく、インプットとアウトプットの繰り返しです。そのサイクルを通して愚直に学んでいく姿勢が必要です。OJT、社内研修に加えて書籍・専門誌・論文などでの情報収集がインプットにあたります。それをもとに実践・振り返りをして、うまくいかなかった部分や足りていなかった部分は次のプロジェクトで修正していきます。

前職ではどのようなことをやっていましたか?

重工メーカー時代は半導体製造装置の開発に従事していました。造船業に転職してからは計画設計、解析、詳細設計と船体設計における全プロセスを経験し、その後中国への設計移管や3DCADの導入・外注管理など、設計業務以外も幅広く従事しました。

現在はどのような仕事をしていますか?

オーツー・パートナーズの強みを活かし、クライアントが持つ技術を軸にした新事業探索・立案を行い、その新事業を実現するための仕組み作りやデジタル実装についての提案から実行支援までを担当しています。

オーツー・パートナーズはどのような会社でしょうか?

入社以前は「コンサルタント=ドライ」というイメージがありました。正直、友達になるタイプの人ではないなと……(笑)。ですが、実際には「製造業を通じて日本を元気にする」という志を共有する仲間です。仕事に対する厳しさはもちろんあるのですが、社内コミュニケーションを重視し、なんでも相談に乗ってくれる頼もしい同僚ばかりです。また、様々な業界で活躍していたコンサルタントが多数在籍しているので、様々な技術や業界事情にもそれぞれ深い知見を持っています。それがオーツー・パートナーズならではの強みを作り上げる要因になっていると思います。

今後、どのようなことにチャレンジしていきたいですか?

まさに「今」取り組んでいることが、私がコンサルタントとしてやりたかったことです。運が良いことに海事産業に貢献できる仕事でもあるので、とてもやりがいを感じており、自分の力を最大限発揮して、クライアントに貢献したいです。経営層と現場を繋げた新規事業の立案から実行の支援、まずはこれを必ず成功させたいと思います。

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